この説明書は、現在の ASIBA(次世代足場) ver4.6.0 の実際の画面順に合わせて書き直したものです。
最初に覚える流れは、現場情報 → メーカー → 足場幅 → モード切替 → モード別入力 → 共通オプション → 計算 → 結果確認 → サマリー保存 → 見積書・請求書設定 → ダウンロード です。

このページの使い方
青いリンクを押すと、その説明へすぐ移動できます。読み終わったら、各章の ↑ 上に戻る でこの位置に戻れます。
全部を順番に読む必要はありません。まずは 画面案内ツアーの使い方 か 説明書のショートカット、または 目次 から、今必要なところへ進んでください。
大事なポイント
今の画面では、最初にモードを選ぶのではなく、上部の共通項目を先に確認してから使う流れが分かりやすくなっています。
また、材料数ダウンロード / 見積書ダウンロード / 請求書ダウンロードは、計算後に使う前提です。
ver4.6.0では、書類を出す前に サマリー保存 と 見積書・請求書設定 も確認してください。

0-1. 右下の「?」から開く画面案内ツアーの使い方

写真のように表示される 使い方ガイド は、この説明書とは別の 画面案内用ツアー です。
説明書で読むだけでは分かりにくいときに、今どの項目を見ればよいかを画面上で順番に案内 してくれます。

写真で先に見るポイント

この写真で先に覚えること
右下の青い ? でガイドを開き、下部の 1面モードツアー または 建物4面ツアー を押すと、画面案内が始まります。モードの変更は、右下の モード切替 を使います。
青い 閉じる と右上の × は、どちらもガイドを閉じる操作です。
ASIBAの使い方ガイド画面。右下の青い?でガイドを開き、下部の1面モードツアーまたは建物4面ツアーを選ぶ様子
図1. 画面案内ツアーの入口です。1 が右下の青い ?、2 が開いた 使い方ガイド、3 がツアー開始ボタン、4 が閉じるボタンです。

入口 と 開始ボタン だけ見分けたい方は、下の 2 枚を見ると迷いにくくなります。

入口
ASIBA画面右下の青い?ボタンの拡大写真
図1-1. 迷ったときは、まず右下の青い ? を押します。ここがツアーの入口です。
開始ボタン
ASIBAの使い方ガイド下部にある1面モードツアー、建物4面ツアー、閉じるのボタン
図1-2. ツアーを始めるボタンは灰色の 2 つです。青い「閉じる」 はツアー開始ではありません。

図1の番号の意味

  1. 1:右下の青い ? を押すと、使い方ガイドが開きます。
  2. 2:この画面が 使い方ガイド です。基本の流れや新しい機能のポイントを上から確認できます。
  3. 3:1面モードツアー / 建物4面ツアー を押すと、実際の画面案内が始まります。
  4. 4:閉じる はガイドを閉じるだけです。ツアーを始めたいときは押しません。
間違えやすいポイント
ツアーを始めるボタンは 灰色の 2 つ です。
青い「閉じる」 と 右上の × は、どちらも閉じるだけで、画面案内は始まりません。
最初に覚える違い
右下の青い ? は、使い方ガイドとツアーを開くボタン です。
一方で、各項目名の横に出る 小さな ? は、その項目だけの補足説明 です。
同じ「?」でも役割が違うため、迷ったときはまず 右下の青い ? を押してください。

0-1-1. ツアーの始め方

  1. 画面右下の 青い ? ボタン を押す(上の図1の 1)
  2. 使い方ガイド(枠組み足場 ASIBA) が開く(上の図1の 2)
  3. 下部の 1面モードツアー または 建物4面ツアー を押す(上の図1の 3)

クイックスタートが表示されている場合は、そこにある ガイドを見る から開くこともできます。

0-1-2. ガイド画面の見方

  • 基本の流れ:通常操作の大まかな順番を確認できます
  • ツアー(画面案内)を選ぶ:ここで 1面モードツアー か 建物4面ツアー を選びます
  • 新しい機能のポイント:今回のアップデートで追加された要点を確認できます
  • 迷ったとき:最初にどこから始めるかの目安です

まずは上をざっと読み、必要なら下のツアーボタンで画面案内を始める使い方が分かりやすいです。
上の図1を見ると、「どこを押せば始まるか」 が一目で分かります。

0-1-3. どちらのツアーを選べばよいですか?

  • 1面モードツアー:1面だけを計算したいときに使います。
    案内内容は、現場情報 → メーカー → 足場の条件 → 長さ / 高さ → スパン / 段数 → 計算 → ダウンロード → 設定 / サマリー の順です。
  • 建物4面ツアー:建物1棟をまとめて計算したいときに使います。
    案内内容は、現場情報 → メーカー → 足場の条件 → 4面切替 → 建物寸法 → 面ON / OFF → 離隔距離 / 足場幅W → 回り込み → 面別スパン → 微調整 → 計算 → ダウンロード → 設定 の順です。
ここが大事です
「閉じる」 はガイド画面を閉じるだけです(上の図1の 4)。
画面案内ツアーを始めたいときは、下の 2 つのツアーボタン を押してください。

0-1-4. ツアーが始まると、画面はこう動きます

  • ガイド画面が閉じ、案内したい項目が 枠で囲われます
  • 説明パネルに 戻る / 次へ / 終了 が表示されます
  • 対象の項目まで 自動でスクロール します
  • 必要な場面では、1面 / 4面の切替 や 折りたたみ欄 が自動で開きます
  • ツアー表示中でも、そのまま入力できます

0-1-5. 終わり方とやり直し方

  • 次の案内へ進む:次へ
  • ひとつ前へ戻る:戻る
  • ツアーを終える:終了
  • もう一度最初から見たい:右下の 青い ?(上の図1の 1)を押し、もう一度ツアーを選ぶ

パソコンでは Esc キーでも終了できます。


0-2. この説明書のショートカットから選んでください

ここは、説明書の中を目的別にショートカット移動するための案内 です。
右下の 画面案内ツアー とは別なので、読みたい章へ一気に飛びたいときに使ってください。
「自分は今なにをしたいか」に合わせて、次のショートカットから進んでください。

ショートカットの使い方
各ショートカットの中にあるリンクを順番に押すと、実際の操作順に沿って読めます。
途中で詳しく見たくなったら、その章の 関連リンク や ↑ 上に戻る を使って移動してください。

0-2-1. 最初の3分で読む順番(まず1回計算したい方)

  1. 上部の共通項目 で、現場名・工期・メーカー・足場の条件・足場幅を確認する
  2. モード切替 で、1面 か 4面 を選ぶ
  3. 入力は、1面なら 長さ・高さ、4面なら 建物寸法・面ON/OFF・離隔距離・足場幅W から始める
  4. 共通オプション は必要なものだけ入れる
  5. 計算して結果を見る
  6. 必要なら ダウンロード、条件を残すなら サマリー を使う

0-2-2. 1面モードだけ先に読む方

1面モードの使い方 → 共通オプション → 計算結果の見方 → ダウンロード

まず概算を早く出したい方、まず操作に慣れたい方は、このルートが最短です。

0-2-3. 建物4面モードだけ先に読む方

建物4面モードの入力 → 面別スパン内訳の確認 → 足場幅の部分変更(必要な場合だけ) → 共通オプション → 計算結果 → ダウンロード

建物1棟をまとめて扱いたい方は、このルートから始めると迷いにくくなります。

0-2-4. 見積書・請求書・材料表だけ先に読む方

まず計算して結果を作る → 設定 で会社情報・顧客情報・単価・出力条件を確認する → ダウンロード を使う → 条件を残すなら サマリー を使う

ダウンロードボタンは 計算後に使う前提 なので、書類作成だけしたい場合でも、先に計算を済ませておくのが基本です。


1. はじめて使う方は、まずこの順番だけ覚えてください

  1. 上部の共通項目で、現場名・工期・メーカーを確認する
  2. 足場の条件 と 足場幅 を選ぶ
  3. 右下の モード切替 で 1面 か 4面 を選ぶ
  4. 選んだモードの入力欄で、必要な寸法を入れる
  5. 必要な場合だけ、共通オプション や 詳細設定 を使う
  6. 計算 を押す
  7. 材料数・重量・費用 を確認する
  8. 必要に応じて 設定 と サマリー を確認し、ダウンロード する

最初は、1面モードで長さと高さだけ入力して計算する使い方がおすすめです。
慣れてから、建物4面モード、微調整、幅変更、ブラケットの必要スパン指定 などを使うと迷いにくくなります。

補足:「必要なときだけ使う機能」を先に知りたい方へ

毎回必須ではない項目は、次のとおりです。

  • スパン内訳を微調整
  • 足場幅の部分変更
  • 左右振り分け
  • 抱かせ
  • 建物4面モードの階段(面ごと設定)
  • ブラケット足場の必要スパン指定
  • 面ごとの出力設定や請求書の締日設定

まずは 基本入力 → 計算 → 結果確認 だけで使い始めて問題ありません。


2. 画面の見方

2-1. 上部の共通項目

上部には、1面モード / 建物4面モードのどちらでも共通で使う項目があります。

  • 現場名:サマリーや書類の識別に使います
  • 工期(開始 / 終了):費用計算の日数や、請求書の月別分割で使います
  • メーカー:重量参照を切り替えます
  • 足場の条件:組み立て内容の基本条件です
  • 足場幅:標準の足場幅です

この 上部の共通項目 を先に確認してから、右下の モード切替 で入力先を選ぶのが、今の画面に合った使い方です。

補足:工期とメーカーは何に使われますか?

工期 は費用計算の日数に使われます。開始日と終了日を入れると、その期間で計算されます。
建物4面モードでは、面ごとの工期も持てるため、請求書を月ごとに分ける設定でも使えます。

メーカー は重量参照に関係します。カスタム を選ぶ場合は、設定 → カスタム重量 で重量登録を行います。

2-2. 右下の「モード切替」

右下には モード切替 があり、1面 と 4面 を切り替えられます。
この2つは 同時に使うものではなく、どちらか片方を使う前提 です。

  • 1面:直線の1面だけ計算したいとき
  • 4面:建物1棟を、正面・背面・左面・右面でまとめて扱いたいとき

2-3. 画面下の固定ボタン

画面下の固定ボタンは、どのモードでも共通で使います。

注意
材料数ダウンロード / 見積書ダウンロード / 請求書ダウンロードは、計算後に使う流れです。
先に結果を作ってからダウンロードしてください。

2-4. 右下の青い「?」と各項目の小さな「?」

画面の中には、役割の違う 2 種類の「?」があります。

  • 右下の青い ?:使い方ガイド を開き、1面モードツアー / 建物4面ツアー を始めるためのボタンです
  • 各項目名の横の小さな ?:その入力項目だけの補足説明を表示します

ツアーの詳しい使い方は 画面案内ツアーの使い方 を見てください。
写真で先に確認したい方は、同じ章の 図1 から見ると分かりやすくなります。


3. どちらのモードを選べばよいですか?

1面モードを使う場面

  • 直線の足場を1面だけ計算したいとき
  • まず操作に慣れたいとき
  • 概算を早く出したいとき

建物4面モードを使う場面

  • 建物1棟をまとめて計算したいとき
  • 正面・背面・左面・右面に分けて確認したいとき
  • 離隔距離や角の回り込みを反映したいとき
  • 面ごとに結果や出力を分けたいとき

迷った場合は、まずは1面モード、建物1棟をまとめて扱いたいときは 建物4面モード で考えると分かりやすくなります。

補足:用語が不安な方へ
  • スパン:横方向の1区間です
  • 段数:高さ方向の段数です
  • 離隔距離:建物と足場の離れです
  • 回り込み:角をどちらの面で回すかという考え方です
  • 足場幅W:建物から外側へ出る足場の幅です
  • 直線部:角の回り込みを除いた、面のまっすぐな部分です

4. 1面モードの使い方(実際の操作順)

1面モードでは、右下の モード切替 で 1面 を選ぶと、1面モード(標準) の入力カードを使います。

4-1. 入力の基本順

  1. 上部の共通項目 で、現場名・工期・メーカー・足場の条件・足場幅を確認する
  2. 右下の モード切替 で 1面 を選ぶ
  3. 長さ(mm) と 高さ(mm) を入力する
  4. 必要に応じて スパン数 と 段数 を調整する
  5. 必要な場合だけ、ブラケット足場の必要スパン指定 や 足場幅の部分変更 を使う
  6. 必要に応じて、共通オプション を設定する
  7. 計算 を押す
  8. 結果 を確認し、必要なら ダウンロード する

4-2. 最初はどこまで入力すればよいですか?

最初は 長さ(mm) と 高さ(mm) を入れて進めてください。
高さを入れると段数が自動で入る場合がありますが、段数は必ず確認してください。

注意
段数が空のままだと計算できません。
高さ入力で自動入力された場合でも、そのままにせず確認してください。
補足:1面モードの中で、どの順で項目が並んでいますか?

1面モードのカードは、基本的に次の順で考えると分かりやすくなります。

  1. 長さ・高さ(自動割付)
  2. スパン数(微調整)
  3. 段数
  4. ブラケット足場:必要スパンの指定(任意)
  5. 足場幅の部分変更(任意)

最初の計算では、下の2つは使わなくても問題ありません。


5. 建物4面モードの使い方(実際の操作順)

建物4面モードでは、右下の モード切替 で 4面 を選ぶと、建物4面モード(建物1棟) の入力カードを使います。

5-1. 入力の基本順

  1. 上部の共通項目 で、現場名・工期・メーカー・足場の条件・足場幅を確認する
  2. 右下の モード切替 で 4面 を選ぶ
  3. 建物幅(mm)・建物奥行(mm)・建物高さ(mm) を入力する
  4. 計算したい面(正面 / 背面 / 左面 / 右面)を ON / OFF で決める
  5. 各面の 離隔距離(mm) と 足場幅W を入力する
  6. 各角の 回り込み を決める
  7. 面別スパン内訳(自動割付結果) を確認する
  8. 必要な場合だけ、共通/補正の扱い、スパン微調整、足場幅の部分変更、面ごとの階段、ブラケット必要スパン を使う
  9. 必要に応じて、共通オプション を設定する
  10. 計算 を押す

5-2. まず確認するべき項目

建物4面モードで最初に確認するのは、次の4点です。

  • 計算したい面が ON になっているか
  • 建物寸法が合っているか
  • 各面の離隔距離と足場幅Wが合っているか
  • 角の回り込みが想定どおりか
補足:離隔距離と直線部はどう考えればよいですか?

建物4面モードでは、面のまっすぐな長さ(直線部) をアプリ側が組み立てます。
そのため、利用者はまず 建物の幅 / 奥行、各面の 離隔距離、各面の 足場幅W を正しく入れることが大切です。

角の足場幅Wや回り込みは、建物モード側で 固定スパン として扱われます。
先に自分で角分を直線部へ足し込む必要はありません。

補足:角の回り込みはどう決めればよいですか?

基本は、1つの角につき、どちらか片側だけ ON にする考え方です。

  • 両方ON:二重に回り込む状態になりやすい
  • 両方OFF:その角で回り込みなしになります

画面上では警告が出ますが、計算自体は続行されます。
まずは「その角をどちらの面で優先して回すか」で決めると整理しやすくなります。

建物4面モードで特に大事な点
階段 は共通オプションではなく、建物4面モード内の「階段:面ごとの設定」 を使います。
また、壁つなぎ長さ は建物4面モードでは自動選択される前提です。

6. 建物4面モードで、最初に見るべき結果は「面別スパン内訳」です

面別スパン内訳(自動割付結果) は、建物4面モードの基準になる表です。
ここで大きなズレがないかを見てから、必要な場合だけ微調整へ進みます。

6-1. 最初に見るポイント

  • 面の ON / OFF
  • 直線部(mm)
  • 離隔距離(mm)
  • 足場幅W
  • 各スパンの本数
  • カバー長(mm)

最初は、面が合っているか、直線部と足場幅Wが合っているか、スパン構成に大きなズレがないか を見れば十分です。

6-2. 「スパン内訳を微調整」は必要な場合だけ使います

スパン内訳を微調整(必要な場合のみ) は、建物モードの自動割付後に、面ごとにスパン内訳だけを調整したいときに使います。

  • 使う場面:自動割付では現場に合わないとき、面ごとにスパン構成を変えたいとき
  • 使わない場面:概算を早く出したいとき、自動割付で十分なとき

この微調整では、足場幅Wや回り込みの固定スパンは維持したまま、全長(カバー長)を変えずに内訳だけを調整します。

補足:微調整で見られる主な項目
  • 枠の段数(4面共通)
  • 枠高さ
  • 面ごとの設定カード
  • 工事開始 / 工事終了 / 工期日数
  • 全長(カバー長)
  • 固定 / 編集対象 の長さ

4面とも同じ段数にしたい場合は 4面共通 を使い、面ごとに変えたい場合は各面カード側で変更します。
スパン数を編集したあとは、この面に適用 を押して反映します。


7. 足場幅の部分変更は、基準の割付が固まってから使います

足場幅の部分変更 は、1面モードでも建物4面モードでも使えますが、最初の計算で必須ではありません。
先に標準の足場幅で割付を作り、そのあと必要な場所だけ変更する使い方が分かりやすくなります。

7-1. 基本の使い方

  1. まず通常の割付を作る
  2. 足場幅の部分変更 を開く
  3. +幅変更を追加 を押す
  4. 変更後足場幅 と 揃え方 を選ぶ
  5. 変更したいスパン本数を入れる
  6. 必要なら 左右振り分け を入れる
  7. 必要なら 枠を抱かせる を設定する
  8. 再計算して結果を確認する

7-2. 先に覚えると迷いにくい言葉

  • 変更スパン:足場幅を変える部分です
  • 基準スパン:もとの足場幅のまま残る部分です
  • 左右振り分け:その変更箇所の直前に、基準スパンを何本置くかを決める入力です
補足:左右振り分けは、どう考えればよいですか?

左右振り分けは、mmで位置を直接決める入力ではありません。
その変更箇所の直前に、基準スパンを何本置くか で位置を決める考え方です。

1箇所だけのとき

左側に置く基準スパン本数を決めると、残りは自動で右側に回ります。

2箇所以上あるとき

アプリは 左から順番に 処理します。
そのため、2箇所目の左側 は「面全体の左端から何本か」ではなく、1箇所目の変更のあとから2箇所目の直前までに置く基準スパン の意味です。

入力のおすすめ順

  1. 先に各箇所の 変更スパン を入れる
  2. そのあと必要な箇所だけ 左側の基準スパン を入れる
  3. 最後に、右端へ残る基準スパンが想定どおりか確認する

迷ったときは、最初はいったん 全部0 で試し、必要な箇所だけ少しずつ増やす方法が安全です。

補足:抱かせを使うときの注意

枠を抱かせる を有効にすると、1箇所につき基準長から70mm控除する前提で計算され、材料側でも補正が入ります。

現場条件で必要な場合だけ使い、不要なら無理に使わなくて大丈夫です。

建物4面モードでの注意
建物4面モードでは、自動割付 または 面別スパン微調整 のあとに、足場幅の部分変更を使う流れです。
先に面の基準割付を決めてから幅変更に進んでください。

8. ブラケット足場は、「全体で使う」か「必要スパンだけ使う」かで考えます

ブラケット足場は、まず 共通オプション 側で基本設定を行い、そのうえで必要なら 必要スパンの指定 を使います。

8-1. 基本の考え方

  • 面全体で使う:必要スパンの指定は不要です
  • 一部だけ使う:必要スパンの指定を使います

8-2. モードごとの違い

  • 1面モード:ブラケット足場:必要スパンの指定(1面モード・任意) を使います
  • 建物4面モード:ブラケット足場:必要スパンの指定(建物4面 / 面ごと・任意) を使います

建物4面モードでは、回り込み部分は数えず、直線部だけを対象にする考え方です。

補足:幅変更とブラケットを一緒に使うときの注意

足場幅の部分変更がある場合は、端部数の関係で自動計算だけでは足りないことがあるため、1段あたりブラケット本数 の入力が必要になる場合があります。

幅変更とブラケットを併用するときは、結果の数量が想定どおりか必ず確認してください。


9. 共通オプションは、「よく使うもの」と「必要な現場だけ使うもの」に分けて考えます

共通オプション(1面 / 建物4面 共通) には、両モードで共通して使う項目があります。
全部を毎回設定する必要はありません。

9-1. よく使う項目

  • 下さん
  • 敷板
  • 階段(※ 1面モードで主に使用)
  • 巾木
  • 妻側手摺り

9-2. 必要な現場だけ使う項目

  • 根がらみ
  • 水平つなぎ
  • 頭つなぎ
  • ブラケット足場
  • 層間養生
  • 壁つなぎ
  • 外部養生
補足:建物4面モードで、共通オプションと違う扱いになる項目

階段 は、建物4面モードでは共通オプションではなく、建物4面モード内の「階段:面ごとの設定」 を使います。

壁つなぎ長さ は、建物4面モードでは自動選択される前提です。

補足:「材料数ダウンロード形式」は何に効きますか?

材料数ダウンロード形式 は、主に 材料数ダウンロード の出力形式に関係する設定です。
見積書や請求書の単価設定とは別に考えると整理しやすくなります。


10. 計算結果の見方

計算後は、主に次の項目を確認します。

  • 材料数:必要な部材数です
  • 重量:運搬や積載の目安です
  • 費用:材料費、労務費、運搬費などの確認に使います

10-1. 1面モードの見方

まずは、材料数・重量・費用の合計を見て、入力条件と大きくズレていないかを確認してください。

10-2. 建物4面モードの見方

建物4面モードでは、基本的に 正面 / 背面 / 左面 / 右面 / 共通・補正 / 合計(確認用) に分けて見ます。

補足:「共通/補正を各面の材料数に反映する」とは?

この設定を ON にすると、各面へ配分できる共通分や補正分は、できるだけ各面へ反映されます。
それでも配分しきれない分だけ、共通/補正 に残ります。

面ごとの見え方を揃えたいときに便利ですが、確認用としては 合計 も一緒に見るのがおすすめです。


11. 見積書・請求書を使う前に、「設定」を確認します

設定 には、見積書・請求書・材料数出力に関する条件がまとまっています。
ver4.6.0では、これまでの会社情報・顧客情報・単価・出力条件に加えて、見積書・請求書設定、追加費目、工事進捗管理、会計連携プレビュー、締日・月別配分 の確認がしやすくなっています。

ver4.6.0で最初に確認すること
見積書・請求書を作る場合は、まず 見積書・請求書設定 を開き、出力対象・締日・追加費目・一般管理費・月別配分を確認してください。
次世代足場の計算結果を出した後に設定を確認すると、書類出力の内容を整えやすくなります。

11-1. まず確認したい設定

  • 会社情報:見積書・請求書に表示する会社名、住所、連絡先、登録番号、銀行情報、ロゴ
  • 顧客情報:宛先、担当者、住所、連絡先、登録一覧
  • 材料 / 労務 / 運搬の単価:見積・請求の金額計算に使う単価
  • 見積書・請求書設定:出力対象、締日、月別配分、一般管理費、追加科目
  • 追加費目:交通費、駐車場代、高速代、追加材料費、外注費、リース費など
  • 工事進捗管理:社内確認用の出来高・進捗・追加費目確認
  • 会計連携プレビュー:会計ソフトへ渡す前の内容確認
  • バックアップ / 復元:設定やサマリーを保管してから更新作業を行うための機能

11-2. 設定カードの役割

  • 労務費単価:労務費の単価設定
  • 運搬費単価:車両や運搬費の設定。運搬費を出さない現場では 無し を確認します
  • 個別部材の単価:ネットなど個別材の単価
  • 材料費単価:次世代足場・階段などの材料費単価
  • 運搬設定:台数、回数、片道 / 往復 / 無し の確認
  • 会社情報:会社名、住所、連絡先、ロゴ、登録番号など
  • 顧客情報:会社名、担当者名、住所、連絡先など
  • ダウンロード設定:出力するシートや面別出力、締日など
  • 見積書・請求書設定:複数サマリー、請求月、月別配分、一般管理費、追加費目を確認する場所
  • バックアップ / 復元:設定やサマリーの保存 / 復元
  • カスタム重量:メーカーをカスタムにした場合の重量設定
  • 部材名カスタム:表示名の変更
補足:追加費目はどこで使いますか?

追加費目は、材料計算だけでは表しにくい現場ごとの費用を見積書・請求書へ反映するために使います。
交通費、駐車場代、高速代、追加材料費、外注費、リース費などを、必要に応じて登録してください。

補足:会社情報で知っておくとよい点

会社情報では、会社名、住所、TEL / FAX、担当者、E-mail、適格請求書発行事業者の登録番号、銀行情報、ロゴなどを設定できます。

また、見積書番号 と 請求書番号 は別々に管理され、それぞれのダウンロードボタンを押したときに更新される前提です。

補足:顧客情報と登録一覧の使い方

顧客情報は、会社名、担当者名、住所、TEL、E-mail、メモなどを保存できます。
登録一覧 を使うと、よく使う宛先を呼び出せるため、書類作成が楽になります。


12. ダウンロードの使い分け

12-1. 材料数ダウンロード

部材数の確認や材料手配に使います。
まず計算結果を確定させてから使います。

12-2. 見積書ダウンロード

見積書を出力します。単価、会社情報、顧客情報、見積書・請求書設定が未設定だと、書類の見え方が整わないことがあります。
ver4.6.0では、必要に応じて 見積書に出力するサマリー や 追加費目 を確認してから出力します。

12-3. 請求書ダウンロード

請求書を出力します。締日 や 請求月 を設定すると、月別に分けた出力ができます。
月をまたぐ現場では、月別配分 を確認してからダウンロードしてください。

12-4. 工事進捗管理・会計連携プレビュー

工事進捗管理は、社内確認用に出来高や追加費目を整理したいときに使います。
会計連携プレビューは、請求内容や追加費目を会計処理の前に確認するための機能です。

12-5. 建物4面モードの出力設定

建物4面モードでは、面ごとの工期や出力対象を確認してから書類を出します。

  • まとめて出力
  • 面ごとに出力
  • 正面 / 背面 / 左面 / 右面 / 共通/補正 のうち、出したい面だけ選択
  • 共通/補正を面別材料へ反映する
  • 必要に応じて、複数サマリーを選択して書類へ反映

13. サマリーは、「確認」だけでなく「保存・呼び出し」に使えます

サマリー は、入力内容と結果の確認画面として使えるだけでなく、計算条件の保存・呼び出し にも使えます。

  • 同じ現場の条件を残したいとき
  • 似た条件を別現場へ流用したいとき
  • 見積書へ複数の条件をまとめて出したいとき
  • 請求書、月別配分、追加費目、工事進捗管理の対象を確認したいとき

ver4.6.0では、現場名ごとのサマリー管理 を意識すると、次世代足場の計算条件と書類出力のつながりが分かりやすくなります。
「一度計算して終わり」ではなく、現場ごとのテンプレート管理 に近い使い方ができます。


  1. 1面モード で、長さと高さだけ入力して一度計算する
  2. 次に、必要な 共通オプション を足して再計算する
  3. 建物1棟なら、右下の モード切替 から 建物4面モード に切り替える
  4. 最初は 微調整 や 幅変更 を使わずに結果を見る
  5. サマリー を保存し、必要に応じて 見積書・請求書設定 を確認する
  6. 材料数・見積書・請求書 をダウンロードする

最初から詳細機能を全部使うと、かえって迷いやすくなります。
基本入力 → 計算 → 結果確認 → サマリー保存 → 見積書・請求書設定 → 必要な書類を出力 の順で慣れていくのがおすすめです。


15. よくあるつまずき

計算できません

次を確認してください。

  • 使うモード が選ばれているか
  • 1面モード なら、長さ・高さ・段数が入っているか
  • 建物4面モード なら、少なくとも1面は ON になっているか
  • 建物寸法、離隔距離、足場幅Wが未入力になっていないか

ダウンロードボタンが使えません

先に計算 を押して、結果を作ってください。

建物4面モードで階段が反映されません

共通オプション ではなく、建物4面モード内の「階段:面ごとの設定」 を使ってください。

建物4面モードで壁つなぎ長さが見当たりません

建物4面モード では、壁つなぎ長さは自動選択 される前提です。

足場幅の部分変更で位置が思った通りになりません

左右振り分け は、mm位置ではなく、その変更箇所の直前に置く基準スパン本数 を決める入力です。
迷ったときは、最初は全部0で試し、必要な箇所だけ少しずつ調整してください。

更新後に表示がおかしい、または動かないことがあります

ブラウザのキャッシュが残っている場合があります。強制再読み込み をお試しください。


16. 最後に

この説明書では、実際の画面の流れどおりに、何を先に入力し、何を後から使えばよいか が分かるように構成しています。

ASIBA(次世代足場) ver4.6.0 では、計算結果だけでなく、サマリー保存、見積書・請求書設定、追加費目、工事進捗管理、会計連携プレビューまでを一連の流れで確認してください。

迷ったときは、次の順番に戻ってください。

  1. 上部の共通項目 を確認する
  2. モード切替 で使う入力先を決める
  3. 基本寸法だけ 入れて計算する
  4. 結果を見てから、必要な項目だけ追加する
  5. 書類を出す前に、見積書・請求書設定 を確認する

この順番で使うと、初めての方でも操作の迷いが少なくなります。